リングサイズの測り方から抜けない指輪の抜き方、指のサイズの変化するわけなど、指輪の知恵情報庫です。

なぜサイズがぴったり合っているのに指輪の形によって着け心地に差が出るのでしょう。 20年間リングサイズを測った日々からの実態レポートと指輪サイズの謎。 はずせない結婚指輪。サイズが変化するわけ.

指輪のサイズの知りたい なぜ? コンテンツ

指輪サイズはいつ測ればいいの?

指輪のサイズはいつも同じと思い込んでいませんか?

指のサイズは一日のうち、刻々と変化します。
では、指輪はいったいいつ測ればいいのでしょう。

結婚指輪のように、着けっぱなしではずさないなら、1ヶ月もすると、指が順応してくるのは確かです。

ただし、リング幅の太い、指に密着するところが多い指輪をお作りになる場合は特に指輪のサイズ測定をする時間帯がネックです。
今日朝はぴったりだったのに、夕方きつくなるといった具合に、指のサイズは健康のバロメーターのようでもあります。
足も同様に、仕事帰りの靴はきつく感じられたり、お腹のベルトをゆるめる瞬間がある方もいらっしゃると思います。指も、握力を使ったあとはサイズアップしますし、体調に左右されるものです。
また、初めて足を運んだジュエリー店で、緊張しながら測ったサイズと、自宅で自分でリラックスして測ったサイズにも差が出るものです。

答えは何度も測ること。

指が最も細いときに合わせて作ってしまったリングは、からだが疲れている時間帯には、きつくてはずしたくなったという経験があります。靴もそれが顕著に言えます。

気をつけたいのは、利き手かどうか。
結婚指輪なら左の薬指ですが、左利きの方なら、よく使ったあとの利き手はぱんぱんになるなんてこともありがち。
きつい指輪をはめてみて、いつ自分がむくんでいるかわかる人ならいいのですが、わからない場合は、一日のうち、朝、昼、夜数回繰り返し測ることで、気持ちよく着けられる最高のリングができあがります。
店頭にある市販のサイズゲージの材質はニッケルがめっきされたものです。オーダーする指輪がチタンリングなら、質感の違いと着け心地も考慮してあつらえる必要があります。
ニッケルに対して金属アレルギーのある方は、測定の際、サイズゲージの取り扱いに気をつけてください。

リング幅の細身のデザインの指輪では、あまり神経質になる必要はありません。圧迫も少ないですし、結婚指輪のように、毎日着けているうちに、指の方が指輪のサイズに合ってくるからです。

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