リングサイズの測り方から抜けない指輪の抜き方、指のサイズの変化するわけなど、指輪の知恵情報庫です。

なぜサイズがぴったり合っているのに指輪の形によって着け心地に差が出るのでしょう。 20年間リングサイズを測った日々からの実態レポートと指輪サイズの謎。 はずせない結婚指輪。サイズが変化するわけ.

指輪のサイズの知りたい なぜ? コンテンツ


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結婚指輪に合わせる指のサイズのお話し

TVの指輪交換のシーン

ウェディングのテレビドラマの結婚指輪をはめるシーンで定番になっている花嫁の指環サイズは7号という話がひろまっているようですが、実際のモデルに用意する指輪のサイズは9号というのが相場のようです。
たいていのモデルや女優さんの薬指には9号の結婚指輪を用意するのが常識となっていて、モデルがプライベートで着けるサイズは別として、ドラマの演出上円滑に着けられる指輪サイズというのが9号となっています。(東京明治通りスタイリスト調べ)
テレビの小道具さんに聞いても多くの薬指が9号です。意外にサイズが大きいと感じますが、抜き差しに滞りないベターなリングサイズということなのでしょう。
つまり、結婚シーンの花嫁役となるモデルさんは、演出小道具としての結婚指輪のサイズに、指の方が合えさえすればいいだけなのです。
指輪が用意されているドラマでは、指の方を無難に合わせればいいわけですが、サイズといって思い出すのは、シンデレラの靴のサイズ。

残酷で知られるグリム童話にでてくるの結婚とサイズのお話し、シンデレラには、ガラスの靴ではなく、シンデレラの黄金の靴というのが物語の前身で、王子と結婚したいがために、シンデレラの姉たちは、「靴に入らないなら、そんな指は切ってしまいなさい」と言う母親の言葉で、足の指を切り落とします。そして、靴の履けたその姉をお妃としてお城へ連れて変える途中、黄金の靴から血があふれ出るのを発見し、偽者とわかるというストーリーです。世に知られるシンデレラとはずいぶん違っています。
ここで靴のほうに、是が非でも足を押し込んでしまうところが、現代の指を細くなりたい、ドラマを夢見る女性たちにかぶります。生身の身体をモデルというマスターピースにはめこもうとする観念があると言えます。
ショーウィンドウに飾られている今シーズンの服や、市販のガードルに身体が収まらなければ、自らのからだをダイエットして押し込まなくてはならないのです。細身の服を揃えるブランドの服のサイズも、実際はグローバルスタンダードではなく、メーカーによって小さいサイズの表示がしてあるのが実状です。ワンサイズ上を買わなければいけない乙女の心理はつらいもので、ワンサイズ小さいサイズなのに、入ったというのが、消費者の気持ちを密かに汲んでいる仕掛けなのです。
指輪のサイズも、店頭に並ぶリングはだいたい標準より大きめがずらっと用意されていて、たいていの女性ならはめられるという最大公約数サイズとなっています。なぜなら、サンプルを指にはめようとして手にとったせっかくの指輪が指に入らなかったら、自分の指が太い=私の指のサイズが間違っているということになりかなねないからです。

抜けなくなった指輪を抜こうにも抜けない場合の最後の手段は消防署というのも聞くことですが、間違っているのは指輪の方で、指輪を切ってしまうのでしょうか。それともシンデレラのお姉さんのように、指を切るのでしょうか。

現代の女性のモデルに身体をはめ込むということから考えれば、指輪ではなく、指のサイズの方を変えるというのが、正しい答えなのかも知れません。


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