リングサイズの測り方から抜けない指輪の抜き方、指のサイズの変化するわけなど、指輪の知恵情報庫です。

なぜサイズがぴったり合っているのに指輪の形によって着け心地に差が出るのでしょう。 20年間リングサイズを測った日々からの実態レポートと指輪サイズの謎。 はずせない結婚指輪。サイズが変化するわけ.

お風呂に入るとき、結婚指輪を着けっぱなしの場合

材質的にプラチナとゴールドはデリケートな金属なので扱いには注意が必要です。入浴剤に含まれる硫黄の成分によって色が変わる場合がありますが、
チタン製の結婚指輪の場合は、何も気を使う必要がなく、どんな成分の温泉、洗剤、温泉の素、お洗濯の漂白剤にも無反応、お風呂掃除の洗浄剤によって変質することもありません。

結婚指輪のサイズ

お風呂上がりに測ったサイズ

ちなみにチタンを着けたままお風呂に入って大丈夫です

指輪のサイズはいつ測ったかの、時間帯によって誤差が生じます。

特にお風呂上りのまだぽかぽかした状態で測定すると、からだじゅうの血管が膨張している時なので、サイズは大きく測れてしまいます。

その逆に、冷房で芯まで冷えるような寒い状態で測ると指も細くなっていますので、お風呂上がりのときよりも2号も違う数値が現れることがあります。

むくんでいる状態とは?

むくみが出ているときに測定すると誤差がでるのでむくんでいるときは測定をやめましょうというのもおかしなはなし、どの状態でも自分の指であります。正しく測るというのは、そういったさまざまな状態を許容できる幅をも加味して測られたサイズがベストサイズです。

指輪はきつくなるときもあればゆるくなるときもあるのが当たり前なのですから、その増減に対応できる指輪のサイズでオーダーすれば問題ありません。それには、自分の指のかたちを知ること。
寝起き直後はむくんでいて指輪が食い込む、その時間は測らないのではなく、そうなっても大丈夫なサイズを知っておくのが大事。むちむちした脂肪の多い指はむくみやすいし、骨が出っ張っていればむくむことも少ないのです。体内の水分に左右されやすいひとは、のどが乾いてくる午後、ティーブレイクの時間帯がいちばんひからびている、活動中のサイズ。
そして夜のサイズ、運動直後のサイズ、ふくらんだりひからびたりするその許容範囲の平均値を示すのがだいたい午後3~4時あたりということになりそうです。
靴よりも増減はさらに顕著なのが指輪のサイズなのです。


なぜお風呂上りのサイズなのでしょう。
お風呂に入るときも、結婚指輪をつけっぱなしというひとが普通です。
お風呂に入る度に結婚指輪をはずして、またお風呂からあがったら結婚指輪をはめるというひとはいないでしょう。すぐに失くしてしまいます。奥様に内緒で結婚指輪をリピートしたり、ご主人に黙ってもうひとつ同じマリッジリングを作りに行く奥様もおおぜいおられます。

ちなみに温泉に入れる結婚指輪はチタンの材質の指輪だけで、銀はもちろん金も温泉は硫黄と化学反応がありNGです。チタンの化学反応がなぜ起こらないかは金属イオンが関係します。こちらをご覧ください。金属イオンと温泉とお風呂

指輪がゆるくなる時はどんな時ですか?

指輪がゆるくなってくるのは、夕方。特に忙しくしていて昼食を取る時間もなかった日、仕事から夜帰宅した時など、とてもゆるくなる場合があります。朝はむくんでいて多少窮屈な感じさえあったのに、夜は抜けそうになり、関節でもひっかからないほど、すんなり外れてしまうケースもあります。夜の時間帯には不安になるほど抜けやすい指輪のサイズでも、起床したては指から外れないほど窮屈になります。このように、指の太さは常に一定サイズではいられないということです。
指輪サイズ研究家 松本恵子

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